オリックスはどのような農業ビジネスを行っているのか?



オリックスとイチロー

オリックスは、「Do you know ORIX?」という広告コピーを展開しています。

イチローが出演しているCMです。

あまり知られていないのが、オリックスが農業ビジネスを行っていることではないでしょうか。

オリックスの農業ビジネス

オリックスでは現在、全国各地で事業パートナーと連携し、5拠点で野菜の生産事業を展開しています。

生産拠点では、温度、湿度、CO2、光量などの環境制御や水耕栽培の技術などを用い、「4定(定価格、定品質、定時期、定量)販売」を目指していると言います。

生産物は、オリックスグループの営業ネットワークなどを活用して、主に首都圏や中部圏、関西圏の小売業や飲食業などのお客さまへ直接販売をしているとのことですので、もしかしたらどこかで食べているかもしれません。

オリックスの青果

また、2016年7月に青果流通事業を目的としたオリックス・フードサプライ株式会社を設立し、オリックスが自社生産する野菜のほか、提携生産者の青果の仕入れ・販売にも取り組んでいます。

そして、今回、オリックスは、株式会社ファーマインドと資本業務提携して、国産青果の全国流通を促進する新しい流通網を構築することを決めました。

ファーマインドというのは、Farm(農場)とMind(想い)をあわせて名づけたものらしいです。

今後もオリックスの農業ビジネスを追いかけたいと思います。

■オリックス・フードサプライ概要

会社名
代表者
設立
所在地
事業内容
: オリックス・フードサプライ株式会社
: 内藤 進
: 2016年7月
: 東京都港区浜松町2丁目4番1号
: 農作物の仕入、販売および輸出入

※オリックス100%出資

■ファーマインド概要

会社名
代表者
創業
所在地
物流拠点事業内容
ホームページ
: 株式会社ファーマインド
: 堀内 達生
: 1991年2月
: 東京都千代田区神田和泉町1番地
: 14拠点(札幌、大館、郡山、千葉、上尾、青海、立川、川崎、長野、
名古屋、神戸、広島、福岡、宮崎えびの)
: 青果物・生花の輸出入、加工及び販売業
: http://www.farmind.co.jp/index.html新しいウィンドウで開きます。