東証一部株式でうまく儲けるには?(「東証による上場基準見直しでTOPIXのインデックス投資に浮かぶ心配事」)



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「東証による上場基準見直しでTOPIXのインデックス投資に浮かぶ心配事」

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要約

日本取引所グループが東証1部の上場基準を大幅に見直すと報じられている。この見直しのあり方によっては、TOPIX連動インデックスファンドに投資している一般個人投資家が損失を被る可能性がある。

仮に時価総額「500億円以上」が条件となると、2,100社以上ある東証1部上場銘柄のうち1,100銘柄程度が除外されることとなり、残る企業の合計時価総額は現在の96%となる。

この数パーセントといえども、売買される銘柄と株数を「前発表」しているような状態になるので、TOPIXを保有する投資家が損をする可能性がある。

かつて似た問題が大規模に起こったのは、2000年の日経平均の銘柄大幅入れ替えだ。日経平均のインデックスファンドの投資家が市場全体の上下に関係なく1割以上損をして、証券業界は約2000億円のトレーディング益を得たという。

ひとこと

これこそが、インデックスファンドの最大の弱点です。

指数の算出方法や銘柄入替の際に、先回り売買による不利益を被るという点はこれまでも指摘されていました。

この点を裏返せば、確実に儲けられる可能性があるということになります。

東証一部に昇格すると株価が上がる(確実に買われる)のと反対に、 東証一部から除外されれば株価が下がる(確実に売られる)現象と同じですね 。

あとがき

明日はホワイトデーです。

駅ビルのスイーツ売り場はお返しを買う男性サラリーマンが列をなしていました。

よく並ぶよなぁと思いつつ、私もできるだけ短い列を選んで並んできました。