マルサの女のラストシーンは何を意味しているのか?(名優津川雅彦をしのぶ)
ラストシーン
権藤(山崎努)が板倉亮子に「自分の下で働かないか」と言う。
しかし、板倉亮子はゆっくりと黙って首を振る。
権藤はその返答に諦めたのか、自分の指の血で隠し金庫の番号を書いたハンカチを渡して去っていく。
このラストシーンをはどのように解釈できるのでしょうか。
解釈1:仕事のパートナーになってほしかった
脱税は許されるものではないが、権藤の金稼ぎの能力は優れています。
税務のプロである板倉が味方につけば、まさに鬼に金棒。
まだまだ稼ぎたかった権藤は、板倉に仕事のオファーをしていた。
解釈2:プロポーズをしていた
権藤は板倉に好意を持っていた。
権藤の周りにいる女性は、お金で動く人たちばかりであり、板倉は違っていた。
魅力的な異性として、これからの人生を一緒に歩んでほしいと願った。
解釈3:戦いにケリをつけたかった
脱税犯とマルサの戦い。
半年以上も続く中で、最後の戦いにしたかった。
「自分の下で働かないか」という権藤のセリフは、オレの勝ちを認めてくれという願いだった。
しかし、断られたことで、完全敗北を認めた。
あとがき
マルサの女は、もう30年以上前の映画作品です。
津川雅彦さん死去の報に接して、レンタルビデオで借りてきました。
昔の自動車や固定電話に時代を感じますが、脱税というテーマは不変であるという認識を新たにしました。