経理のExcel、私が実務で使い倒している関数5選

「Excelは使えるけど、関数はVLOOKUPくらいしか…」という方に向けて書きます。

経理の実務で本当によく使う関数は、実はそれほど多くありません。今回は私が毎月のように使っている5つに絞って紹介します。

① SUMIFS(複数条件での合計)

SUMIFの上位版で、複数の条件を組み合わせて合計できます。「A部門の3月の交通費合計」のような集計が一発でできます。

=SUMIFS(合計範囲, 条件範囲1, 条件1, 条件範囲2, 条件2)

月次の科目別・部門別集計表を作るときに毎回使っています。

② IFERROR(エラーを消す)

VLOOKUPと組み合わせて、エラーが出たときに空白や「-」を表示させます。

=IFERROR(VLOOKUP(...), "-")

見た目が整ったレポートを上司に出すときに欠かせません。

③ TEXT(日付や数字の表示形式を整える)

日付を「2024年3月」という形式に変換したり、数字をカンマ区切りの文字列にしたりするときに使います。

=TEXT(A1, "yyyy年m月")

④ EOMONTH(月末日を自動計算)

「この日付の月末は何日?」を自動で出してくれます。支払期日の計算や、月次の締め日管理に使います。

=EOMONTH(A1, 0)  ← 同月末日
=EOMONTH(A1, 1)  ← 翌月末日

⑤ XLOOKUP(VLOOKUPの進化版)

Excel 2019以降で使える新しい関数です。VLOOKUPより柔軟で、左方向の検索もできます。使える環境なら乗り換えをおすすめします。

=XLOOKUP(検索値, 検索範囲, 戻り範囲, 見つからない場合)

一か所だけ、置き換えてみる

5つの関数は、全部を一度に覚えなくて構いません。毎月手で直している集計表や、月末日を打ち直している日付欄を一つ選び、そこにだけ使ってみる。一か所うまくいけば、次に置き換える場所は自分で見つけられます。