マネックス証券の貸株サービスを解約するには?(貸株サービスのデメリット)
貸株サービスとは
貸株サービスとは、私たちが保有している株式を証券会社(マネックス証券等)に貸出すことで、証券会社(マネックス証券等)から貸株金利をもらうことができるサービスです。
貸株サービスのデメリット1
「株主優待設定」をした場合の制限があること。株主優待情報が発表されるタイミングによっては、株主優待が受けられない場合があるのです。
また、最近増加している長期保有株主を優遇する株主優待では、貸株サービスを利用していると長期保有に該当しなくなってしまう可能性があります。
「株主優待取得設定」では、貸出された株式の株主優待権利を取得するために、東洋経済新報社より提供される株主優待情報に基づき、当社がお客様に代わって、自動的に一旦貸株から外す処理(貸出さない指示)を行います。
貸株サービスのデメリット2
「配当金自動取得サービス」を利用した場合の制限があること。
貸株金利を得ることが貸株サービスを利用する目的なのに、配当金の「自動取得サービス」利用中は通常より低い貸株金利が適用されてしまうのです。
配当金の「自動取得サービス」を一旦申込むと、貸株金利から当社の定める「配当金サービス利用率」が差引かれ、配当金の「自動取得サービス」利用中は常に通常より低い貸株金利が適用されます。
貸株サービスの解約方法(マネックス証券の場合)
マネックス証券の貸株サービスの加入はWEB上で簡単にできますが、貸株サービスの解約はWEB上ではできません。
コールセンターのオペレーターと電話で話して手続きをする必要があります。
こちらから電話してもつながらない場合は、「コールバック予約」を利用しましょう。「コールバック予約」は、指定の時間帯にコールセンターから電話をかけてもらえるサービスです。
しかし、この通話だけでは貸株サービスの解約は完了しません。後日送付される書面を返送することが必要です。
その書面には「解約理由」を記載する欄がありますので、上記のデメリットを書いておきましょう。
あとがき
カルロス・ゴーン容疑者逮捕のニュースによって、「有価証券報告書」の存在が大きく取り上げられています。
「有価証券報告書」の作成に携わったことがある私としては、日産の「有価証券報告書」の作成担当者の気持ちを思うと、なんとも言いようのない思いです。
これから何年分の「訂正報告書」を出すことになるのやら。