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「月次決算、もっと早く締めたい」——これ、経理パーソンなら全員が思ってますよね。
私も以前は毎月15日を過ぎても締まらなくて、上司に怒られ続けた時期がありました。でも今は8営業日以内に安定して締められています。変えたのは「やること」を増やしたんじゃなくて、「やめること」を決めたことです。
やめたこと① 完璧な数字を追うこと
月次は確定申告じゃないんです。ある程度の精度で早く出すほうが、経営判断に役立ちます。
私がやめたのは、少額の未払い費用を細かく全部見積もること。1万円以下の未払いは翌月計上に統一するルールを決めたら、それだけで1日早く締まるようになりました。
やめたこと② 各部署への確認を後回しにすること
「資料が揃ってから確認しよう」と思っていたら、確認→修正→再確認のループで時間を食います。
今は月末3営業日前に各部署へ「経費精算の締め切り通知」を自動送信する仕組みを作りました。待つより動かす、が鉄則です。
やめたこと③ 仕訳を毎回ゼロから起こすこと
定型仕訳は全部テンプレート化しました。家賃・リース料・保険料などの固定費は、前月コピーで対応。これだけで体感30分は削減できています。
月次決算の流れを最初から整理したい人に向けて、Kindle本を書きました。『はじめての月次決算』(里見試の名前で出しています)です。
何をやめるかを決める
月次決算を早めるために、新しく足した作業はほとんどありません。少額の未払いは翌月計上に回し、各部署への依頼は前倒しにし、定型仕訳はテンプレートにした。早く締めるための一歩は、手順を増やすことではなく、やらなくてよい作業を決めることでした。
