USCPA試験に合格したらライセンスまで取るべきか?
NASBAからのメール
最近、NASBAから以下のようなメールが届きました。
簡単に言うと、「海外では、ライセンスを取得すために必要となる、サインできる有資格者が身近にいないでしょう。2年の実務経験さえあれば、NASBAで用意しますよ。」というもの。
気になる費用は、700米ドル(約7万円)とのことです。
NASBA recognizes that accounting professionals around the world may not have access to a licensed CPA who is able to sign off on their experience for licensure. The NASBA Experience Verification service was created to bridge this gap and provide a standardized path to licensure for those who have passed the CPA Exam and have 1-2 years of accounting experience. In this concierge service, applicants will be guided by a Client Manager through the verification process and an interview with a NASBA CPA.
https://nasba.org/products/experienceverification/
注意点
しかし、このサービスの注意点は対象となる州が限定されることです。
残念ながら私が合格した州は、対象に入っておりません。
そのため、このサービスを利用するためには合格実績を他の州に移転させる必要があり、そのための費用がかかります。
結論
私の場合、合格時にライセンスを取得すべきか判断した結果、ライセンスを取得として20万円かかると試算しました。
この金額には、追加単位の取得費用のほかに、予備校のライセンスサポート代(有資格者のサイン代)が3万円が入っています。
予備校にお願いすれば3万円で済むものが、NASBAでは7万円ということです。
つまり、ライセンスを取得することになったとしても、今回のNASBAのサービスは使う必要はないという結論になります。