今日も誰かに教えたいことがあるのでは?
感情の震源地
「おもしろかった」「感動した」という感想しか出てこないときは、自分に対して「教えたいことは何か?」を問いかけてみること。
おもしろかった、感動したというのは、対象の「全体」を語っているが、「教えたいこと」という視点で考えることで「一部」に絞られるからだ。
全体の概要を伝えようとするのではなく、自分の感情が揺れた震源地を明らかにしていくのが大切なのだ。
震源地は個人により異なり、当然ながら正解はない。
震源地としてどこを切り取ったのか、それが自分の意見になる。
自分の意見だからこそ、自分らしい言葉が出てくるのだ。
誰に教えたいのか
自分の言葉で相手を動かためには、相手を絞る必要がある。
相手によって刺さるポイントは違うからだ。
誰にでも響くと思われるような言葉は、表面に届くだけで、本当に動かすことはできないのだと心得よう。
なぜ教えたいと思うのか
誰かに教えたいと思ったということは、そのことに自分自身の心が揺れたからだ。
そこで考えたいのは、なぜ自分はこれに気持ちが揺れたのかということだ。
自分が感じたワクワクや驚きを思い出そう。
そうすることで、より言葉の力が強くなる。
自分の予想と違ったから教えたい、初めて知ったから教えたい、体験したから教えたい。
教えたいことに制約はないのだから。