社内コミュニケーションをよくするには?(「なぜ社員の飲み代を会社が負担するのか? 補助制度の狙いと効果」)



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「なぜ社員の飲み代を会社が負担するのか? 補助制度の狙いと効果」

Forbes

https://forbesjapan.com/articles/detail/19435

要約

Sansanが導入した社内制度のひとつに「Know Me」というものがある。

読みは「ノーミー」。日本語に訳せば「私を知って」であり、その響きは「飲み」である。飲み会を通して社員同士の相互理解を深めてもらうことを目的としている。

具体的には、「他部署」で「過去に飲んだことがない」人と「3名まで」であれば、飲食費を1人につき3千円まで補助する制度である。

会社がお金を払ってでもやった方がいい3つの理由がある。

理由1. 飲みに行くと仲良くなる

理由2. 放っておいても飲みに行かない

理由3. 制度化することでオフィシャル感が出る

なお、Sansanでは、この制度を「福利厚生」とは言っていない。狙いはあくまで、コミュニケーションを円滑にして「仕事の生産性を向上させること」であるという。

ひとこと

社内コミュニケーションを深めるための制度を検討しています。

このSansanの制度「Know Me」は、とても面白そうに思いました。制度を作っても、使ってもらえなかったら意味がありませんので、他社事例はとても参考になります。

わかりやすい制度名を付けること、対象者・人数などを限定すること、オフィシャル感を出すこと。これは良いヒントになりました。

とくに制度名については、Sansanの以下の例からもわかる通り、工夫が必要ですね。

・よいこ :より良いCommunityを作るために必要な各種施策を、社員が自主的に企画できる制度。

・テランチ :社長(寺田)と社員数名でグループランチする制度。

・H2O(近隣住宅補助制度):表参道駅・渋谷駅から2駅以内に住んでいる社員に対し住宅費用を会社が補助し、通勤時間短縮を支援する制度。

・イエーイ(在宅勤務制度):在宅勤務を選択できる制度。

・どにーちょ(出勤日振替制度):平日の出勤日を土日に振り替えることができる制度。

・チャージ休暇 :7月〜10月の間に連続3日間の休暇が取得できる制度。

あとがき

記事とは関係ないのですが、Forbes Japanのサイトはこれ以上ないぐらいの読みづらさです。

なんで、こんなに広告が必要なのでしょうか。明らかに逆効果だと思うのですが。

個人的には、自分から訪れたくはないサイトの第1位に認定しました。