日本たばこの壮大な取り組みとは?



<ピックアップ>

JT、特命部隊に次の種託す、D―LAB部長大滝裕樹氏、社外出身交え、新たな発想で。

日経新聞

<ポイント>

日本たばこ産業(JT)が1月に新設した「D―LAB」は、たばことは無関係な新たなビジネスの種探しを目的に30人ほどのメンバーが自由に動き回る新組織である。

トップを務める大滝裕樹部長は、次のように発言している。

「JT史上初の壮大な実験だ。メンバーは半分が外部出身者。大手メーカーや証券会社、芸大出身者など、幅広い経験を持った人が集まっている。誰と会って何をするのか、すべてメンバーが自分で考えて決める。日々何かしたという充実感があるわけではないため、社員としては宙に浮いている感じがすると思う。」

<コメント>

法律で設置された会社のため、「創業者がいない」のがJTの特徴だとのこと。たばこで稼いだ潤沢なキャッシュを使って、何を生み出せるのか、とても興味深い取り組みです。でも、記事を読んだ限りではJTであべき必要性を感じないんですよね。取り組んでいる人たちも、ほぼ外部の人ですし。生え抜きの人たちはどう思っているでしょうか。