IPO実務検定試験(標準レベル)に合格した記録



自分の記録

2023年7月に「標準レベル」を受験したので記録しておく。

正答率は、86%(52/60問)で合格だったが、実感では90%は軽く超えるだろうという手応えだったので、予想外の結果に落ち込んでしまった。

試験中に「後で見直す」にチェックしたのは、3問だけだ。しかも、それは迷ったというよりは、珍しい論点があったので、覚えておきたいと思った1問を含んでいる。

誤りは、ほとんど出題後半の範囲。内部統制や資本政策などの上場準備実務分野。とくに、出題の8割近くが個数問題であること。すべての選択肢を集中して読まないと、簡単にミスってしまう。

また、明らかに「標準レベル」の出題範囲を超えている選択肢もあったので、これから受験する人は焦らないようにテキスト全体に目を通しておくとよいだろう。

参考にさせてもらった他の人の記録(その1)

IPO実務検定に合格した話(2023年1月投稿)
https://note.com/yoshitomo_cpa/

■要約■
IPO実務検定は、受験者数はTOEICに比べて少なく、ネット上の情報も限られているため、試験対策は難しいが、既存の資格や事前知識を持つ人なら公式問題集で合格できる。受験した理由は知識の整理であり、会社法や上場に関する知識を身につける機会となった。試験範囲は主に上場審査実務と会社法に関連し、選択肢の個数系の問題もある。合格率は70%以上で、作者は88.3%の正答率(53/60問)で合格した。将来は上級レベルも受験したいと考えているという。

 

参考にさせてもらった他の人の記録(その2)

会計士がIPO実務検定(標準)を受験してきたので難易度/使用教材/メリットなどを語ります(2020年11月投稿)
https://imacpa1.com/

■要約■
受験は興味本位で行いましたが、標準レベルだと楽勝だろうと思っていたら思った以上に苦戦しました。準備期間が5日と短かったことと、選択問題が「個数」を選ぶ方式だったため難しかったです。特にコーポレートガバナンス、内部統制管理、ディスクロージャーの知識が必要で、公認会計士合格者でないと難しい範囲もあります。ただ、会計士合格者ならば他の試験範囲で点数を稼げるため、合格難易度はそれほど高くないようです。私はぎりぎりで75%(45/60問)で合格し、標準レベルであっても合格はうれしいものでした。