中学受験直前期に押さえておきたいポイントとは?(栄光ゼミナール「公立中高一貫オープン」)

栄光ゼミナールの模試「公立中高一貫オープン」を受けて

週末に栄光ゼミナールの模試「公立中高一貫オープン」があったので、子どもに受けさせてみました。

そして、子どもが試験を受けている最中は、親の私は保護者向けの説明会に出席しました。

主に、受験直前の小学6年生の保護者に向けてのものだったのですが、参考になることが多くありました。

なかでも、受験直前期のポイントとして説明を受けたものは、直前期だけに限らず、受験生なら誰でも知っておくべきことでした。

一般的な項目でもありますので、どこかで目にしている内容かもしれませんが、ここにまとめておきます。

なお、ここでは親からの目線で文章を書いています。

1.自信をつけさせること。

言動が大人びてきたとはいえ、まだまだ小学6年生です。

自分を客観的にみることは、まだ完全にはできません。

これまで塾に通って、テストを受けてきたけど、自分がやってきたことは万全といえるのか本人は自信がもてないでしょう。

そんなとき、一番身近で見てきた親が適切に声をかけることが大事です。

「自分に自信を持っていい」と思わせてあげることです。

「あなたが難しいと思う問題は、ほかの子にとっても難しいのだから気にする必要はないよ」と言ってあげればよいと思います。

2.ミスを減らさせること。

どんなに完璧にやったはずでも、人間誰しもミスはしてしまうものです。

大人だってそうなのだから、子どもは言うまでもないでしょう。

でも、ミスをゼロにはできないけど、減らすことはできると教えてあげましょう。

同時に、この1つのミス=1点の重みの重要性を認識させてあげましょう。

買い物では、1円足りなくても、物が買えないのと同じように、あと1点で不合格になることがあるのです。

その1点はささいな計算ミスや漢字間違いだったらと思わせれば、いいのではないでしょうか。

また、子どもが自己採点することも多いと思います。

そのようなとき、親は丸をしている問題をチェックしてみてください。

もしかすると、漢字を間違って覚えてしまい、思い込みで正しいと判断している場合もあります。

3.あきらめさせないこと。

受験で送り出す日に、最後に言ってあげる一言は「がんばってね」ではありません。

「最後まであきらめるな!」です。

頑張るのは当然だし、本人が一番よく分かっていることです。

もし、この最後のひとことをテスト中に思い出すことができれば、あと1点が取れるかもしれません。

それぐらい、最後まで集中力を切らさずに問題に取り組めるかが勝敗をわけるものなのです。

4.字を丁寧に書かせること。

字のうまい下手はありますが、丁寧というのは、それとは違います。

採点者は答案用紙を何十枚、何百枚とみるのです。

丁寧に書いてあるかどうかは一見してわかるものです。

子どもに教えておくべきことは、答案は出して終わりではないということです。

出した答案を見て、採点する人がいるんだということをぜひ教えてください。

マークシートではない限り、採点は自分と同じ人間が行っているのです。

相手の立場に立てるかどうかは、受験とは関係なく、人生で大切なことです。

5.大人のアドバイスをちゃんと聞けるようにすること。

これは、すわなち、素直であるか、大人に敬意をもっているかということです。

家庭生活で親との関係、学校や塾での先生との関係、子どもがどのように相手と接していますか。

逆に、親としてどのように子どもと接しているかがです。

人生の先輩として、普段からこのような大人のアドバイスをしっかりと聞ける子供は、直前でも成績が伸びると言われているようです。

この5つのポイントは、大人としても重要なポイントであると感じました。

仕事をするうえでも重要です。

<あとがき>

スタバの店内での過ごし方に制限がでています。

時間帯によっては、ノートパソコン、タブレット、勉強を一切禁じている店があるようです。

なんと、タブレットでの読書も不可となっています。

利用者にとっては厳しすぎではないでしょうか?

たしかにそのような制限を付けておかないと、節度がない客を追い出すことができません。

一部の客のために、多くの客が迷惑を蒙る。残念なことです。