個人型確定拠出年金(iDeCo、イデコ)なら、楽天証券かSBI証券なのか?



個人型確定拠出年金(iDeCo、イデコ)が、老後の資産形成を後押しする税制優遇制度として注目を集めています。この制度を取り扱う証券会社として、SBI証券と楽天証券が存在感を高めています。

ネット証券2社がシェア過半を占める

2022年12月時点での加入者全体に占める2社の割合は、過去最高の51%と、1年前に比べて3ポイント強上昇したことが報じられています。その理由は、低コストで手軽に資産形成ができる運用商品を提供している点にあるとされています。

SBI証券

SBI証券は、インデックス型の海外株投資信託「eMAXIS Slim」シリーズや、アクティブ型投信の「ひふみ」シリーズをイデコ用の運用商品として取り扱っています。低コストで世界中の株式市場に投資できる「eMAXIS Slim」シリーズは、中長期の積立投資に最適です。一方、「ひふみ」シリーズは、優れたファンドマネージャーが運用するアクティブ型投信で、優れた運用成績を誇っています。

楽天証券

楽天証券も、米国株や先進国株の指数に連動する投信を用意しています。これらの投信は、低コストで手軽に世界中の株式市場に投資できるため、イデコ加入者からの支持を集めています。

以上のように、SBI証券と楽天証券は、イデコを利用する人々に対して低コストで運用商品を提供していることが特徴的です。老後の資産形成に必要なのは、運用コストの低い商品を選び、中長期的な目線で運用することです。イデコに加入する際には、これらの証券会社が提供する商品をしっかりと比較検討し、自分に合った商品を選択することが大切です。