4000万人もいるシラファーって誰のこと?



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酒本位に「げこくじょう」――ノンアル社会、下戸が主役(ヒットのクスリ)

2022/03/25 日本経済新聞 朝刊

サマリー

ノンアルが普及し始めたのは2009年。道交法の改正に伴う飲酒運転の罰則強化を受け、キリンビールがノンアル・ビールテイスト飲料「キリンフリー」を発売したのが起点である。新型コロナウイルス下で飲酒シーンが激減すると、下戸を中心に「飲めなくても楽しめる」場をつくりたいという主張が強まり始めた。酒を飲まない人たちのことを最近では「シラファー」(しらふの変形、海外では「ソーバーキュリアス」)と呼ぶ。シラファー文化づくりに声を上げたのが4Inc.(東京・世田谷)代表取締役の小石川泰弘氏だ。ノンアルコール飲料のプロデュースなどを通じ、新たな文化の発信に動き始めたという。

コメント

「酒を飲めない、または飲まない人は4,000万人もいる」という現実を受け、彼らを「シラファー」と呼び始める動きが広がっているようです。個人的には、「ソーバーキュウリアス」という単語の方が聞き慣れていましたが、このような言葉遣い自体は好感を持ちます。ただ、カタカナ語である点は少し気になります。しかし、酒を飲まない人たちにとっては、自分たちを表現する新しい言葉が生まれたことで、より身近に感じられるのではないでしょうか。今後も、このようなムーブメントが広がり、多様性が尊重される社会になっていくことを期待したいと思います。

ツブツブ

キリンホールディングスの株主総会が3月30日に芝公園のザ・プリンス パークタワーで開催されます。ネットライブでの配信もありますが、久しぶりに会場に足を運ぼうと思っています。近くに美味しいトンカツ屋さんがあるので、帰りに寄るのが目的でもあります。