なぜ銀行カードローンのCMをやたら眼にするのか?
銀行カードローンが儲かりすぎているらしい。
朝日新聞の記事「銀行カードローンCM、消費者金融の2倍 本数規制なく」を読むと、消費者金融(アイフル、アコム、プロミス、モビット)よりも大手銀行(三菱東京UFJ、三井住友、新生=レイク)の方が、CMの本数が多いとのことです。
確かにテレビを見ていると、CMをやたら眼にしますね。
私がこのCMを見ても、なにひとつ心を動かされないのですが、世の中はそうではないようです。
CMを流せば流した分、銀行カードローンは貸付残高が増えているということは、CMを見た人が銀行カードローンを使って借金をしようと動いているのです。
これだけ多くのCMを流せる(広告に金を使える)ということは、それだけ儲かるということ。
ちなみに、銀行カードローンの金利は年10%以上です。
一方で、銀行に預金しても金利は0.1%未満です。
そんな銀行に対して、指導があったのでしょうか。
「三菱東京UFJは4月からCMを月100本以下とし、時間帯も見直した。三井住友は4月から平日朝は自粛し、本数も減らした」といいます。
テレビCMの影響力はまだまだ健在です。
あと、記事の中で気になったのが、「みずほ銀行は(CM本数が)ゼロだった」という文章。
素直にほめてよいでしょうか。