なぜミニマリストが増えているのか?(佐々木典士「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」)

ミニマリストというライフスタイル

ミニマリストと呼ばれるライフスタイルを持つ人が増えているようです。

ただ単に、私自身がそのようなライフスタイルに興味を持つようになったから、目につくのかもしれません。

しかし、このミニマリストという生き方は、もしかしたら今の時代に合っているのではないかと思っています。

ミニマリストが生まれた3つの要因

そのミニマリストの代表者の一人でもある人が書いた「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」という本があります。この本の中では、ミニマリストが生まれた要因が3つあるとしています。

1.増えすぎた情報とモノ、2.モノを持たないで済むサービスの発展、3.東日本大震災の3つです。

私もその通りだなと思いました。

東日本大震災の衝撃

特に、2011年に起きた東日本大震災で、私たち日本人はモノとの関係を再認識させられたと思います。「捨て変態」で有名なミニマリストのひとり「ゆるりまい」さんも、その作品の中で、しきりに主張しています。

もちろん、この大震災によって、防災グッズや避難用品などは身の回りに揃えるべきモノとして増えたかもしれません。

でも、この出来事を契機に、本当に自分にとって必要なものを見直すこととなりました。震災によって直接被害を受けていない人にも考えさせられたのではないでしょうか。

もう1つ追加するなら

私はこのミニマリストの増加要因の3つのほかに、もう一つ加えておきたいことがあります。

それは、4.超高齢社会の到来です。

ちなみに、「高齢化社会」ではなく、「高齢社会」です。化はつけません。日本は高齢社会に移行中なのではなく、すでに高齢社会なのです。しかも、超がつくほどの高齢社会です。

現時点で65歳以上である高齢者たちは、モノがない時代を生きてきました。そのせいか、身の回りをたくさんのモノで埋めている人が多いです。

モノが捨てられないのです。

モノであふれた実家

もちろん、あの世まで持っていけないことはわかっています。分かったうえで捨てらないから大変です。

これは私の両親のことでもあります。実家にはいまだにモノがあふれています。昔私が使用していた子ども部屋も、物置となっています。

そのような親のもとで子供時代を送ってきた私たち世代には、ミニマリストという考え方が新鮮に映るのではないでしょうか。

自分たちにできること

自分の親にはミニマリスト生活は強制できません。

自分たちが手本となってそのようなライフスタイルを見せていくことで、少しは身の回りを片付けするようになってくれればいいと願っています。