コンビニの売れ残り弁当はなぜ値引きしないのか?(古谷文太「値引きして売れるなら・・・」)

値引きシール

うちの駅近くのスーパーでは、夜遅い時間になると、30%OFFや50%OFFのシールが付いた弁当が並ぶ。

シールを貼る店員のそばに群がって、いまかいまかと待っているおばさんも多い。

もちろん、私もシールが付いた弁当を選んで買うことがある。

でも、コンビニではこういう光景は見られない。まずもって、コンビニでは販売数量管理が厳密だということもあるだろう。

機会損失

ここで重要なのが「機会損失」という考え方である。

コンビニで弁当を買う人は、もともと弁当を買うという明確な意図があってきている人が多いだろう。

一方のスーパーはコンビニと比較するとそうでもない。私自身がそうだが、晩飯のおかずを作ろうと思ってスーパーに行って、値引きされて安くなった弁当を見かけて買って帰ることも多い。当然、定価の弁当だったら買わないわけだ。

コンビニでも値引きされれば売れるだろうが、比例して売り上げが増えるわけではない。場所的な制限もあって、たくさん置いておけない。定価の通常の弁当も売れなくなる。つまり、廃棄費用をかけても、捨てたほうが得になるのだ。

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「値引きして売れるなら捨てるよりマシ」は本当か?―将来どちらのほうが儲かるかで考える損得学
作者: 古谷 文太
出版社/メーカー: ダイヤモンド社
発売日: 2010/06/11
メディア: 単行本

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