資産運用アドバイザーが読んでいる本は?(「欧州運用業界が新規制で激震!投資アドバイスの適切な対価とは」)



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「欧州運用業界が新規制で激震!投資アドバイスの適切な対価とは」

ダイヤモンド・オンライン

https://diamond.jp/articles/-/171712

要約

運用アドバイスの対象となる顧客の資産額に応じて、年率で手数料を設定するビジネスモデルを提唱する人たちがいる。例えば、「1000万円までの金額は、預かり資産の年率1%」といった具合だ。運用アドバイスの対象金額が大きくなると、率を引き下げる手数料体系を設定する業者が多いが、基本的には金額比例の料率体系だ。

アドバイスの“売り手”側から見ると、顧客が得るメリットは金額に比例して大きくなるので、これでフェアではないかという言い分だろう。

しかし、アドバイスの“買い手”側から見ると、二つ問題点がある。

一つには、アドバイザーに預ける資産が大きい場合、金額が大きいからといって、少額に対するアドバイスと掛ける手間や使うノウハウに大差はないのだから、手数料はもっと安くていいのではないかいう不満だ。

もう一つの問題点は、目立ちにくい利益相反だが、資産を預ける時間に比例する「年率」の料率設定の場合、顧客をより長い間自分のアドバイス下に留めようとするインセンティブがアドバイスの提供者側で働くことだ。

筆者が適切でフェアだと思う運用アドバイスの報酬体系は、アドバイスの対象となる金額に無関係に、「報酬アドバイザーの時間単価×使用時間+任意の御礼」を報酬とするというものだという。

ひとこと

現在、私は投資家のバイブルと言われる「賢明なる投資家」を読んでいます。いままでにも、投資関連の本を読んできましたが、なぜもっと早く読まなかったのかと悔やまれます。

筆者が最後に書いているように、資産運用についても、アドバイザーに頼る前に「適切な書籍を1冊読んで自分で考える」ことが重要だと感じます。

時間を超えて語り継がれるような本はやはり、得られるものが大きいです。読む時間を割くだけの価値があります。

アドバイザーが読んでいるような本は次のようなものでしょうか。
ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版> 株式投資の不滅の真理 (日本経済新聞出版)
敗者のゲーム〈原著第6版〉 (日本経済新聞出版)

あとがき

Tableau(タブロー)が流行っているそうですが、知っていますか?

タブローは、データを視覚的に理解できるよう支援するビジネスツールだそうです。

まだ使ったことはないので未知のものですが、聞いた範囲ではExcelの先の行く世界みたいです。