どれだけの金と時間をつぎこんできたか？（百田尚樹「モンスター」）
バラの美しさ
バラは美しい。バラの美しさは誰もが認めるだろう。そして、深紅のバラはその美しさがより一層際だつ。人間の女性は場合はどうだろう。誰もが認める美しさというものがあるのだろうか。
男のエロと女の美
「男のエロ」と「女の美」。この２つこそが、どこまでいっても限界がない最大の欲望だと思っている。その欲望のさまは、まさしくモンスターだ。
金と時間
この欲望を満たすため、いままでどれだけの金と時間をつぎこんできたか。そして、これからどれだけの金と時間をつぎこんでゆくのか。もしかすると、人生におけるこの数字の多寡は、自分が持つ生命エネルギーの強さを計る目安となるのではないか。
