メルカリの消費税処理は何が問題だったのか?(「メルカリに国税のメスが入ったワケ…ポイント処理で消費税1億円の申告漏れ」)

ピックアップ

「メルカリに国税のメスが入ったワケ…ポイント処理で消費税1億円の申告漏れ」

税理士ドットコム

https://www.zeiri4.com/c_1007/n_481/

要約

「メルカリ」が、2015年6月期と2016年6月期の2年間について東京国税局の税務調査を受け、約1億円の消費税の申告漏れを指摘されたことが報じられた。

よくあるポイント制は、買い物をすると金額に応じてポイントをもらえて、次回の買い物時にこのポイントを使って、支払い額を減らしてくれるというもの。

一方、メルカリのポイントは『友達招待やキャンペーンで手に入れる』または『自分の売上金を使用してポイントを購入する』という2つがある。

メルカリは友達招待などで付与したポイントについて、『消費税を含む』販促費の費用と認識し、課税仕入れに含めて消費税計算をしたけれど、国税局は、上記要件を満たしていないと判断し、課税仕入れを認めなかった。

ひとこと

一般紙の報道では、消費税処理の具体的な内容については記載されていないので、検索したところ、上記のような記事にあたりました。

問題となったのは、売上ではなく、仕入のほうでした。

ビックカメラなどで採用されているような売上に伴うポイント付与であれば、値引きとして、課税売上を減額させる効果がありますので、納税額が減少します。

しかし、今回は、販促キャンペーンでのポイント付与ということで、売上とは関係しません。

ポイントは決済手段として使えますので、通常の会社で考えると、事例としては図書カードやクオカードを購入して顧客に販促品として提供した場合でしょうか。この場合は課税仕入れにはならず、非課税仕入で処理することになります。

見た限りでは、国税局との見解の相違がでるような問題ではなく、メルカリ側の単純な処理誤りでしょう。

IPO準備で会計士や税理士も経理に携わっていたようですが、連結決算や開示資料の作成に追われて、日々の細かい消費税処理までは目が届いていなかったと思われます。

メルカリをよく使っているユーザーとしては単純なミスのようで安心しました。

あとがき

スタジオジブリ作品の世界観を再現したテーマパークとなる「ジブリパーク」ができるようです。

『となりのトトロ』や『もののけ姫』などジブリ作品は、日本人にとっては、ディズニーより身近に感じるだけに、期待値が高まりますね。

愛知県で、2022年度のオープンを目指すとのことです。