日本社会に必要なジェロントロジーの研究とは?(「後期高齢者が増える「重老齢社会」到来」)



ピックアップ

「後期高齢者が増える「重老齢社会」到来、定年の廃止が喫緊の課題だ」

ダイヤモンド・オンライン

http://diamond.jp/articles/-/164195

要約

もともと「定年」という決めごとは、個人の能力差を無視した、年齢による不当な「差別」の一つだ。

「重老齢社会」にあっては、まだまだ元気な「軽老齢層」(65歳から74歳)を能力と意欲に応じて柔軟に活用することが重要であり、同時に、人材の流動化を進めることが望ましい。

筆者がジェロントロジーに特に期待するのは、高齢者に対する後見人制度の研究だ。

どのような後見人を選び、加えて後見人が適切に行動しているか否かをどのようにモニタリングするか、そのために必要な法制度やビジネス、あるいは技術をどのように用意するといいのかといった方策を考えることは、簡単ではなさそうだが、社会的な価値が高いテーマだと思うという。

ひとこと

「ジェロントロジー(老年学)」という言葉を初めて聞きました。

「ジェロントロジー」とは、ギリシャ語で「老人」を意味するgerontと「学問」を表す接尾辞‐ologyを組み合わせた造語だそうです。

いまや、高齢者は日本社会のマジョリティを占めるようになりました。

ジェロントロジーでは健康面だけでなく、法律、経済、医療、社会活動など幅広い分野における高齢化に伴う諸問題を扱います。

なかでも、一番の関心はお金の問題ではないでしょうか。

あとがき

3月の最終営業日が終わりました。

経理マンにとっては、4月は決算で忙しくなります。

だいたい4月の中旬からゴールデンウィークぐらいがピークでしょうか。

休日出勤が何回必要になるかわかりませんが、いまから憂鬱です。