あなたが使っている電卓はカシオですか?シャープですか?(電卓の選び方)



カシオ電卓とシャープ電卓の違い

カシオ電卓とシャープ電卓の違いは、「キーの配置」と「定数計算の入力方法」の違いにあります。

「キーの配置」は、使い続ければ慣れてしまえば問題ないです。

しかし、「定数計算の入力方法」は考え方が異なりますので、好き嫌いが分かれるのではないでしょうか。

定数計算とは

この定数計算とは、一定の決まった数字を使った計算を繰り返す場合に、決まった方の数字(定数)の入力を省略できる機能です。

シャープ電卓では、四則演算の入力順に定数が自動的に決定されます。

カシオ電卓では、四則演算キーを2回押すことによって定数を決定します。

このように、カシオ電卓では自分で能動的に指示する点が大きな特徴です。

私がカシオ電卓を選ぶ理由

定数計算の存在を知らない人がシャープ電卓を使っていると、演算が終わった後に「=」を再度押してしまうと答えが変わって驚くという現象が発生します。

実は、わたしもその一人でした。

カシオ電卓ではそのようなことが起こらないわけです。ですから、初心者には安心です。

また、定数計算の仕組みを理解して、実際に使うようになると、「四則演算キーを2回押す」ということに快感を覚えるようになります。

そんなところがカシオ電卓の良さであり、私が10年以上使い続けている理由です。

あとがき

最近の電卓には「税込」「税抜」キーがあります。もちろん、税率変更にも対応しています。

しかし、2019年10月の消費税率変更では、原則の10%と軽減税率8%の2つとなります。

この場合、どちらを設定しておくべきでしょうかね。

10%計算は簡単なので、8%のままでよいという選択をするのもありかも。