auが始める個人型確定拠出年金は得か?(「イデコで契約者囲い込み、KDDIがサービス参入。」)



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「イデコで契約者囲い込み、KDDIがサービス参入。」

日経産業新聞

要約

KDDI(au)は個人型確定拠出年金(iDeCo=イデコ)事業に参入した。

スマートフォン(スマホ)アプリで運用する投資信託を選んだり、積立額や運用実績を確認したりできる。積立額に応じてauのポイントを付与する。auの携帯利用者にメリットを打ち出し、契約者を生涯にわたって囲い込む。

KDDIが66.6%、大和証券グループ本社が33.4%を出資し今年1月に設立した新会社、KDDIアセットマネジメント(東京・千代田)が「auのiDeCo」のサービスを始めた。

KDDIは投資先のリスク別に4種類の投資信託を用意。積立額に応じて年率0.04~0.1%で「ウォレットポイント」を付与する。運用手数料は無料だが、他の確定拠出年金へ移る際には4320円の手数料がかかるという。

ひとこと

イデコ加入率は対象人口のうち約1.5%しかなく、開拓の余地は大きいとKDDIは見ています。

しかし、auがやるからといって加入率は上がるでしょうか。

auユーザーは2倍の「ウォレットポイント」が付くと言っても、たかが知れています。それより格安SIMを使った方が長期的には賢い運用になりそうです。

あとがき

大坂なおみ選手がWTAファイナルの1次リーグで敗退してしまいました。

まさかの途中棄権でした。

とても残念です。